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美味しいフレンチ食べたい~~
畏まらず気軽に安心して美味しいものを食べさせる所、となると
お気に入りの数店に限られる。
新規開拓も楽しいけれど落ち着いて食事をしたい時は実力店だな~。
ハズした時の悔しさを思うと、ね。
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ということで間違いなく美味しいものに在り着ける、絶対的に安心なこちらへ。
前はよくランチに行っていたが、最近はご無沙汰。

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orval(オルヴァル)なるコクのあるベルギービールと
吉田牧場のラクレットチーズとじゃがいもの小前菜でスタート。
冷えた身体をビールととろりチーズで温めてこれからの美食に備える。
吉田牧場のチーズはさすがの味わい。お取り寄せしたいわ…。

「鴨のフォアグラのテリーヌ 1890円」
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最近、フレンチに行くと肉比率の高いパテ・ド・カンパーニュにはよく出逢うが
肉<フォアグラ、のテリーヌは久しぶりに食べた。
ねっとりとした濃厚な動物性のバターのようなコクに黒胡椒の香りの甘いシロップ。
スパイスを練り込んだパンにテリーヌを塗って、シロップを垂らしてモグモグ。
肉+甘み+スパイス=美味しいの法則成立

「カリフラワーのスープ」       「ブーランジェリータケウチのパン」
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スープの美味しさも健在。
カリフラワーの甘みを引き出したスープは体が浄化されるような優しさ。
人気店タケウチのパンの美味しさは言わずもがな。

「和歌山産ヒラメのバターソテー  3150円」
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甲殻類の香りがフワッと香るいい匂いの一皿。
完璧な火入れの平目の繊維に纏い付くオマール海老の泡のソースは旨味のヴェール。
ナイフを入れるとズワイガニ・ウニ、法蓮草の美しい彩り。
贅沢を言うと平目の下味の塩をもう少し強くいれてもらった方が好み。
しかし、好きな食材がこれだけ一皿に集うというだけでテンションが上がるもの。

「越後もち豚ロースの炭火焼き 粒マスタードソース 3700円」
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マスタードソース好きなので頼んだが、そこまでマスタードの香りはしなかった。
しかし、ボリューム大!の美味しい豚肉。付け合わせのインゲンも美味しい。

接客も行き届いているし、やっぱりいいお店だな~としみじみ思う。
料理やお皿の温度もいい、と言う事はタイミングが素晴らしいということ。
お客さんの事をよく頭に入れて厨房が動いてくれている証拠ですな。
予約が取りづらいのは悲しいが、それでも行きたくなる。
今度はいつ行こうかしらん?

「L’HEURE BLEUE(ルールブルー)」
大阪府大阪市西区江戸堀1-19-2 1F
06-6445-3233
[月~土]18:00~22:00 土曜日のみ2部制ランチ営業
日休

2010.11.01 
北浜のラペティ・ロアラブッシュへ~。
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箕面で長年されていたお店を譲って、北浜で開店。
行こう行こうと思いながらもついつい遅くなってようやく予約を取って行ってきました。
ディナーは6300円・8400円・10500円。
今回は6300円のディナーコースをオーダー。

「フォアグラのクラフティ」
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トリュフソースの濃厚な風味とフォアグラのコク。
思わず、グラスに口を付けたくなるほどワインが進むスターター。

「毛蟹のサラダ仕立て」
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パプリカのピュレやマスタードで軽やかな味わい。
ちょっと軽やかすぎてパンにもワインにも手は伸びなかった。

「パン」
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自家製と思しきパンは焼きたてモチモチ。全粒粉の香りがふんわり、好みのパン。

「オマール海老と鯛のサラダ仕立て いちじくを添えて」
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オマール海老の旨味はイマイチ感じられなかったが野菜の味と下仕事はさすが。
それぞれの野菜本来の食感、味わいを残すように仕上げられている。

「オマール海老のビスク 紫芋のフラン」
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ビスクは魚介の旨味を見事に魅き出している。
紫芋の甘みも不思議とビスクのコクを際立たせる。

「オーストラリア産仔羊のロティ ゴルゴンゾーラのパイ包み」
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こういうクラッシックな料理好きだわ~
今更ながら西洋料理って強い味には強い香り、弱い味には爽やかな香りなどで
コース全体の構成で強弱をつけるんだなぁ、と実感。
日本料理は強い味や香りは霜降りにしたり、酸味を利かせたりして
一皿の中で中和するが。
焼き加減も良く、赤ワインも進む。

「デザート 日本茶の玉露を練りこんだアイスクリームのパフェ・プティフール」
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京の甘味処で味わうような和スイーツに驚いた~。
結構なボリュームだが日本茶のアイスなのでスイスイ食べられる。
白玉や金時豆の甘煮も入っている。
プティフールはちんまりサイズだが手抜きなし、の本格派でバリエーションも豊富。

行き届いた接客と安定した料理で日常的に通いたくなるお店ですな。
すっごく斬新、というわけでもなくクラシカル、というわけでもない。
畏まり過ぎず、落ち着いて料理や会話を楽しむお店、という雰囲気です。
料金的にもグランメゾンとビストロの中間で相手を選ぶ気がしますが。
お祝いで家族全員揃って、という時なんか重宝しそうです。

「L'A PPETIT L'EAULA BOUCHE(ラペティ・ロアラブッシュ)」HP

2010.10.25 
新町のフレンチ「Convivialite(コンヴィヴィアリテ)」にて休日ランチ
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美味しいレストランが集中する新町界隈の公園の向かい、という好立地。
マンションの1階にあるのだが、公園の借景が庭の様でもあり
天井が低い事も手伝って一軒家フレンチのような落ち着く空間。
4000円のランチコースをオーダー。

「アミューズ 豚足と玉葱のガレット」
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軟骨とゼラチン質の歯ごたえや旨味に飴色玉葱の甘みが重なって
アミューズにしてはガツンと強い味わい。早くも昼酒へと背中を押されるワタクシ。

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という事で急遽シャンパーニュをグラスで
パンは自家製でハーブ・くるみ・グリュイエールチーズの3種類。
パンは固くて冷めたまま・・・グスン。

「卵とフォアグラのムース」
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卵の殻を使ったムースが可愛い
濃厚に香る卵の香りとフォアグラのコク、トマトの酸味が絶妙。
クロックムッシュとも相性が良い。
コレにもう1枚位のトーストとサラダでもあると贅沢な朝ご飯になるね~、と
現実的な話をしながら完食。

「蝦夷鹿のカルパッチョ トリュフと大根のソース」
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今季初のジビエ薬味で和らいでいたが若干、匂いが気になったかも。
トリュフの香りはあまりしなかったが、葡萄(ナガノパープル)の甘みと
大根の辛味が効いたソースは瑞々しくて香りも良くこの料理によく合っていた。

「鱸のポワレ 魚介のリゾット添え」
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塩が気持ち強かったが、絶妙な火入れ加減の鱸はとても美味しかった。
皮はサックリと香ばしく、身も表面はキツネ色中はしっとり。
リゾットは魚介の旨味たっぷりで米は少し芯を残して。
西洋人が米を野菜と捉えているのもこういうタイミングでよく理解できる。

「岩手産白金豚のアルザス風(だったか?) 3種のマスタード」
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とろっとろの白金豚は柔らかく脂と身の区別がつかないほど!
我が人生で食べたどの豚より柔かくジューシーだった
ザワークラウトの豊潤な香りと柔らかな食感にむかごや銀杏、
茹で野菜を混ぜた付け合わせの彩りも綺麗。
くるみやベリーを混ぜた3種のマスタードも
甘酸っぱかったり、クリーミーだったり、爽やかだったり、と
三様に全く表情が違い、最後まで飽きがない。
どうやってこんなに豚肉を柔らかくできたのか、是非教えてほしいわ。

「いちじくのヴァリエ」        「プティ・フール」
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生来、プティフール好きなのでちんまりとした焼き菓子を見るだけで幸せ。
特にプチシューが角砂糖並みの大きさなのには感動。
もう小人が作ったとしか思えないわ~

お値段と内容を見比べるとすご~くお得!
メイン料理を食べ終えてすぐに、良いお店に巡り会えた!と
素直に実感できる素敵なフレンチですな。
接客も丁寧で行き届いているので、食事にも接客にも好みのうるさい
年配の人なども心配なく連れて行ける気がする。
パンだけが好みではなかった、というのが残念な所ではあるが。
きのこ料理なんか巧みに食感を残して作ってくれそうな気がするので
もう少し寒くなってからまた行こう、と。

「Convivialite(コンヴィヴィアリテ)」
大阪府大阪市西区新町1-17-17
06-6532-4880
11:30~14:00 18:00~21:00(L.O)
木休み

2010.10.18 
雨が降りそうで降らない曇天の中、気持ちだけでも高めようと優雅にフレンチランチ
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フールドアッシュの向かいのカランドリエに。
ランチは4500円・8000円・10000円の3種類のコース。
今回は4500円でオーダー。メインの肉料理のみ3種類用意されていて選択できる。

「フォアグラのクリームスープコロッケ」
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コチラのイニシャル的メニューのコロッケ。
期待が高すぎたのか衣が厚すぎたのか、料理自体が冷えていて少しガッカリ。
自家製のパンは皮薄め、中はモッチリで食事パンにピッタリです。

「戻り鰹のグリエ 水茄子のサラダ仕立て」
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肉厚でしっかりとした身の戻り鰹と水茄子をサラダ仕立てで。
バジル・バルサミコ酢・茗荷エキスのソースで爽やかな香りと味わい。

「ソイのポワレ 3種の調理法のさつま芋を添えて」
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さつま芋って結構苦手な食材なのだが、塩加減が良いのか、とても美味しかった。
ソイもあまり聞き慣れないが脂の乗った白身魚で塩加減、火入れともに絶妙。
ヴァリエにしてもそうだが、美味しいフレンチは肉料理だけでなく
魚料理も卒なく仕上げるな~、と感心してしまう。

「仔牛のブランケット」
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コレが秀逸!
口に入れた途端、仔牛の柔らかな肉の弾力を感じながらも
その繊維がほどけるように、消えて行く。
フォンとクリームのソースは濃厚で奥行きを感じさせるが重たさは全くない。
シャクシャクとした食感のきのこの歯触りが良いアクセント。

「シャラン産鴨のロティ マスタードソース」
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お連れさまオーダーのメイン料理。鴨の野性味が味わえる季節感漂う一皿。

「巨峰のコンポート・ソルベのフラン」
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巨峰とフランの組み合わせが一見ミスマッチに思ったが
酸味と甘み、軽さと重さ、の組み合わせが妙に合っていて非常に美味しかった。

「デザートワゴン」
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ワゴンのケーキを全種類選択してみた。
イチジクのクラフティ、長野県産林檎を使ったタルト、ブランマンジェ、洋梨のタルト、
ショコラケーキ、フルーツのコンポート、ナッツのバターケーキなど7種の盛り合わせ。

「エスプレッソ」
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コーヒー・紅茶・エスプレッソ・ハーブティーから選択可能なのでエスプレッソを。

落ち着いた雰囲気の店内でいただくフレンチはどれもレベルが高く
メニュー構成も何と言うかドラマティックで平面的ではない。
均整の取れた良いお店でした。

「CALENDRIER(カランドリエ)」
大阪府大阪市中央区本町3-2-15 小原3ビル
06-6252-5010
11:30~14:00 18:00~21:30
月休

2010.09.16 
関西フレンチ唯一のミシュラン★★★獲得店、ハジメにディナーへ。
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ミシュランってガイドブックだからさ~、と宣っていたのだが
お誘いがあったらちゃっかり乗っかる私。現金なものです。

シックな大人空間。特に目出たい事はないが泡で乾杯。幸せ
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「シェフからのアミューズ3種」
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野花を連想させる彩り。平目をチュイールに乗せて。
コリアンダーの香りが繊細さの中に野性味を加えます。

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桃の香りピュレと温泉卵、イベリコ豚のチョリソとアーモンド。
柔と固、優しさと強さ。対極を巧く組み合わせたアミューズ。

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肉厚の帆立にサフランの泡、クスクス。

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これも楽しみの一つ、のシュクレのパン。
小ぶりにも関わらずしっかりとした存在感でコース料理の脇を固める。

「mineral」
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スペシャリテでもある105品目の野菜を様々な料理法を駆使して。
人生の中で最多品目摂取の夜は間違いなさそうだ。

「mer」
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真魚鰹の低温ローストに低気圧で調理したチンゲン菜を添えて。
素材の味がクリアに表現されていて繊維に染み入った旨味を絞り出すように食む。

「foie gras au naturel」
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フォアグラを薄く焼いたじゃがいものタルティーヌで。
イチジクの甘酸っぱさにフォアグラの深いコクと味わいに
じゃがいものパリッとした歯触りが加わって折り重なる味わい。素晴らしい。

「potimarron et truffe」
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温度差のあるスープを混ぜて。素材の味が優しく際立つ。

「canard challandais」
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ビュルゴーの鴨。
鮮やかにパールがかった赤は鴨の良質な脂と火入れの素晴らしさゆえ。
しっとりとした身と自身の脂でパリッと焼き上げたような皮目の香ばしさで文句なし。

「fromage」
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ワゴンサービスのチーズ。チーズ好きには堪らんですな。

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イタドリのソルベ。
子供時分に公園に茂っていたイタドリを歯牙んでいた事を思い出す。
何であんな事をしていたのか…謎。

「croissant」
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カトリーヌ=ド=メディシスとマリー=アントワネットが関係する
アイスとクロワッサンで贅沢の極みを表現。
メディシス家とハプスブルグ家の夢の競演、と言った所でしょうか?
どちらもフランスの食文化に異文化を流入させ、発展させたお2人です。
デセールにこのお店の新たな展開を予感させるちょっとしたイタズラ心を感じます。

「petit fours」
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バリエーションに富んでいて食後も話に花が咲く。

関西フレンチの底力と新しい風を感じる素晴らしいお店ですね。
皿数が大いにも関わらず重たさを感じさせず、飽きさせない。
接客も素晴らしく、予約電話の苦労を厭わずにまた行きたい、と
素直に思わせる良店です。

「Hajime RESTAURANT GASTRONOMIQUE」

2010.07.13